あのねTime’s

今日はこんな事ありました 。。。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

かんさいなまり

胃にごっつい潰瘍を抱えたおっちゃん。
先生が入院を勧めたのに、
「今日は孫が大阪から来るさかい」
おっちゃんはいったん帰宅し、次の日真っ青な顔で入院した。

朝も早よから吐血の呼び出しがあり、大慌てで内視鏡の準備。
血まみれで病棟からやってきたのは関西なまりのおっちゃんだった。
「いよいよあかんわ。」
小さく呟いたおっちゃんの胃の中は真っ赤だった。潰瘍からの出血。無水エタノールの注入、クリップで止血。なんとか事なきを得た。

「友達を見つけたさかい、ちょっとおうてきます。」
数日後、点滴棒を邪魔くさそうに突いて元気に歩き回るおっちゃんがいた。ひとしきりその友達(←なんと、入れ歯を飲み込んで大騒動だった人)と会話を交わし、慌てて内視鏡室に帰って来た。

「右側の耳はあかんのです。大阪の空襲で聞こえんようになってしもうたからな。」
「大阪出身なんですか。」
生年月日を見た。父の4つ年上だった。父も大阪で空襲をうけ、家を焼き出された。同じ空襲の被害者なのかなぁ・・と、一人思った。

 おっちゃんのごっつい胃潰瘍は白帯で覆われ順調に治っていた。
 
スポンサーサイト

希望

「何もしなかったらあと半年です。」
「先生、私はいつ死んでもいいと常日頃から思っていましたから。」
「ご家族の事を考えて、治療を進めましょう。」
「治らない治療を受けて苦しみたくないです。」

癌が見つかった時すでに取りきれる大きさではなかった。
本人も予感し、あきらめていた。
なげやりで疲れ果てている感じだった。
刺々しい言葉が痛々しかった。

結局、彼は治療を受ける道を選択した。
しばらくの闘病生活の後、退院し自宅静養となった。

今日、彼の久しぶりの胃カメラだった。
血が滲み、白く、硬くなったゴツゴツの悪い部分は無くなり、静かに安定を保とうとしているピンク色が目の前に広がった。

「半年が2年に延びたんですから、時間に余裕が出来ました。
出来る事が違って来ますよね、先生。」

以前とは別人のように穏やかな表情の彼がいた。
相変わらずのタバコの臭いの服。
内視鏡室を静かに去って行った。

深刻さのサジ加減

 「なんで病人ばっかりなんやろう。ウツになりそう。」
 「だって病院やけあたりまえや。」
 「まぁ、そうなんやけどさ。」
なんて会話が職場で繰り広げられている忙しい師走です。

 そんな中、昨夜は智也のクラスの保護者会がありました。なんと頭のいい親さんが多いことでしょう。出る意見、すべてうんうんとうなずいてしまいました。なのに~、なぜ~、クラスでイジメがおきちゃうの?

 一番感じたのは担任(27歳♂)の先生が痩せて元気が無いこと。新婚さんなのにっ。体育会系で元気で明るく子供たちを引っ張って行ってくれるのが先生のいいところだと勝手に思っていた一保護者としては気になるところ。学校と言う「組織」に押しつぶされそうなの見え見えです。負けないで乗り切って欲しい。先生の深刻な顔は子供たちに影響大です。先生らしく、自信を持って頑張って!応援してるよ!

 なんだか生ぬるい話し合いで、普段懇談会ほとんど来ないのに、なんか大事がないと集まらない保護者たちってのも悲しい話で、普段からもっと親同士も仲良くしていたら子供たちのイザコザも無くなっちゃうんじゃないの、って思ってたり。それが出来ないのが現実なんだけど。問題はイジメられていた子の気持ちで、今でも「我慢」してたり、大人に心配させないようになんて「演技」してたら居た堪れない。その子の親の事も心配。子供がイジメられていた事にまったく気づかず、今回の保護者会の事で明らかになったなんて、「あなたたち親子は本当の会話が足りてません」って、遠まわしに言われてる感じだ。悪いのはイジメた子なのに。イジメた子の親子関係の方が問題になるべきなのに。
 子供ともっと話しましょう
 子供の気持ちを受け止め、見方になりましょう
 子供を守りましょう
頭ではよーく分かっている親たちの集団。正当化した意見ならだれでも言える。ただ感覚の個人差はあるのよ。いろんな大人がいるように、いろんな子供が育ってく。いろんなタイプと馴染み、生きていくしかない。 
 クラスでのその子のイジメは治まっているようだが、他の学年まで飛び火しているようなのだ。クラス内だけなら、まだまだ3年生、みんなで話し合って行きましょう、仲良くしましょうでいいかもしれないけど、問題はもうちょっと深刻なんじゃない?と、心配している。徹底的に大人がその子を守ってあげないといけんのやない?普通の悪ふざけ程度、成長過程で済ませていいのか、深刻なイジメ問題として受け止めた方がいいのか。心配だよ。
 
  【“深刻さのサジ加減”の続きを読む】

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。